私自身が小学生のときだったのですが、母はよく私が帰宅する時間に帰ってこなくて、家に入れないことがありました。
いつもはランドセルの中に鍵をいれているのですが、その日は鍵を入れてなかったんです。
かわいいキーホルダーを母親につけてもらって、それをランドセルの中にいれるのを忘れてしまったんですね。
なので、仕方ないですから私はずっと廊下で待っていることになってしまいます。
隣の家が同じ学年の男子が住んでいて、その子が帰ってきてじーっとこっちを見られるのが恥ずかしくて嫌だったのを覚えています。
まぁ、だいたいは母親は10分ぐらいで帰ってくるんですがその10分が子供にとっては長い!!
その間も同じ階の人が話しかけてきます。みんな知り合いなので「どうしたの?!お母さんは?鍵ないの?」とか知り合いのおばさんが話しかけてくれます。
「はい。。鍵を忘れました」と正直に言うと「そうなのぉ、。大変ね。。まぁ、もう少しで帰ってくるわよ」といって行ってしまいます。
おばさんに助けてもらおうとは思っていないので、話すだけでも心がちょっと落ち着きましたね。
その間、玄関の前でちょっと図書館でかいた本を読んだりして時間を過ごしました。
隣の男子が出てきて「お母さんいないの?」と言われて「うん」というと「そっかぁ」といって友達のところに行っちゃいましたね。
今でも思い出して嫌な思い出ですね。。それからはちゃんとランドセルに紐で結ぶようにしました。