休日に家族で外食に出かけ、おいしいご飯を食べて、楽しい時間を過ごし、さあそろそろ帰ろうか、といつものように駐車場にある車のところに戻った時のことです。「あれ、車の鍵がない」と気づき、ポケットやバッグの中を探してみましたが、どこにも見当たりません。車の鍵は開きっぱなしでした。夫とともに記憶をたどると、どうやら、車を降りる時に鍵をドアにさしたまま、閉め忘れてきてしまったか、鍵を閉め忘れてきて鍵をどこかに落としたのではないか、という話になりました。鍵はキーレスではなくさして回す形状のものでした。前者であれば鍵は盗難か、誰か親切な人がお店に届けてくれているかもしれませんし、後者であっても、店内や駐車場に落ちているか、お店に届いているはずだ、と思いました。最悪なのは盗難ですが、車は盗まれていないし車内から何かを盗まれた形跡もありませんでした。お店の人に聞いても、店内や駐車場を隅々まで探しても、車の鍵は見つかりませんでした。
そのまま2時間ほど過ぎ、鍵が開いた車を置いて家に帰るのも危険なので、仕方なく、合鍵を作ってくれるという業者を呼びました。業者が来てからは、手早く作業をしてくれて、思ったより早く合鍵を作成してもらうことができました。料金は出張費含め3万円近くかかり痛い出費となりましたが、これを教訓に鍵の管理には夫婦ともに細心の注意を払うようになりました。警察にも届けましたが、結局元の鍵は見つかりませんでした。
