これは、知り合いのご家族の鍵にまつわるトラブルです。 そのご家庭の中に、認知症を患っている方がいらっしゃいます。 施設にて過ごすことが良いのでしょうが、事情もあって、ご自宅での見守りを行っているようです。 その認知度によって、誤って冷蔵庫を開けてしまうことがよくあるみたいです。 夜中などは気づきにくく、冷凍庫などが開けっ放しになって中の食べ物を廃棄処分せざるを得なくなることもあるらしく、不要な冷蔵庫の開閉を防ぐために、チェーンを巻いて、そこに南京錠をかける対策をしているみたいです。 ただ、冷蔵庫は開閉する機会が多いので、その都度、南京錠を解錠してチェーンを外すとなると手間がかかってしまいますから、家族が外出するときや夜間などに鍵をかけていたみたいです。 その南京錠が、開かないというトラブルが発生しました。 開かないというより開けられないというトラブルです。 どうやら、認知症のご家族が鍵をどこかに隠してしまったようで、探しても探しても見つかりません。 安易に鍵をテーブルの上に置いていたことも失敗だったと話していて、結局、見つかりませんでした。 そのため、修理屋さんに訪問してもらい、南京錠の解錠をお願いするハメになりました。 以前は、認知症の家族の部屋に鍵をつけていたらしいのですが、鍵穴に物を詰め込んだりしてしまうため、鍵をつけられない話しでした。 認知症の家族がいると、思わぬところに鍵をつける必要になるのだと知ることになりました。
