自宅の鍵を職場に忘れてしまった時の話です。その日、仕事を終えた私は同僚と飲みに出かけ終電ギリギリまで楽しい時間を過ごしました。ほろ酔い気分で帰宅すると、自宅の鍵が見当たらない！きっと職場に置き忘れたんだ！しかしこの時はまだ職場に誰か残っているかもと思い余裕がありました。同僚たちに電話するとあいにく全員帰宅済み。明日の朝まで職場が開くことはありません。もしかしたら立ち寄ったお店で落としたのかもと連絡してみましたが、鍵の忘れ物は無し。朝までマンションのエントランスで粘る？近くのホテルをとる？色々と考えましたが、何時間も寒いエントランスで過ごしたり直前割がきくとはいえ高いホテル代を支払うなんて考えられませんでした。そうこうしている間にも疲れと寒さから、どうしても自宅の寝室で休みたい気持ちが強くなってきて、初めて鍵屋さんに連絡しました。連絡したものの勝手が分からず不安でしたが、20分ほどで到着し10分ほどでお家に入れますよとの言葉にいっきに安心したのを覚えています。鍵屋さん到着後は身分証の確認と支払いのあと、パパっと作業していただき、無事自宅でゆっくり休むことが出来ました。翌朝職場にちゃんと鍵はあったのですが、あの不安な気持ちを二度と味わいたくないと思い、鍵とバッグが離れたら警告音が鳴るグッズを買い対策をしました。鍵屋さんに作業していただいた費用は出張代を含め1万円ほどと痛い出費でしたが、深夜にも関わらず嫌な顔ひとつせず素早く対応していただき感謝しかありません。
