真夜中の鍵騒動!一万円出費の痛手!

真夜中の鍵騒動!一万円出費の痛手!

一人暮らしをしていたアパートに、親友が初めて泊まりに来た時のことです。久しぶりの再会で楽しく過ごした翌朝、私は仕事に行くため親友に鍵を託すことにしました。無用心と言われるでしょうが、思いつくのはポストに入れてもらう事位でした。 「好きなだけ居ていいよ。鍵はポストに入れておいてね!」と、言い残して私は仕事に向かいました。数時間後にトンデモないことが起こるとも知らずに…。 仕事中親友から、「鍵入れといたよ!また遊びに来るからね!」というLINEが来ました。彼女は昔からかなりの天然ボケなので少し心配になり、「間違えてないよね?○○○号室だよ!」と返すと、「何を言ってるの!間違えようがないでしょ。」と言われてしまいました。間違えようがないって事はないよなぁと思いつつ仕事に励んでいました。 その日はというより、その日に限って猛烈に仕事が忙しく22時まで残業になってしまいました。疲れ果ててコンビニ弁当を買い、やっとのことで家につきました。 何の疑いもなくポストを開けると鍵が入っていないのです! 「やっぱりあの子は天然だよ。違う家のポストに入れたんだ!」 「もしかして、盗まれたのかな!」 一瞬のうちに色々なことを思いましたがとりあえず、親友に電話をしてみました。 「ねぇ、鍵ないんだけど。」彼女は「絶対ちゃんと入れたよ。」と言い張ります。申し訳ないのですが、他の住人のポストを見させてもらい鍵が入っていないか確認してみました。 まさかとは思いましたが親友に「ポストって郵便受けに入れたよね?」と聞くと「えっ?ドアのポストに入れたよ。」と。彼女は新聞受けにカギを入れてしまったのです。一軒家で実家暮らしの彼女にはポストと言えば新聞受けという概念なのでしょうか? 新聞受けをのぞいてみると、鍵が入っています。が、どう頑張っても手が届きません。時間も夜中の12時になっていました。疲れているし、早く家に入りたいのに何でこんな目に…。 スマホで鍵をなくした時に駆けつけてくれる業者を検索し、電話してみました。事情を説明すると、20分位で気弱そうな若い男性がやってきました。男性は「大丈夫ですよ~。すぐ終わりますから」と言い、紐と棒(私の記憶が正しければ)を取り出し一瞬で鍵を取り上げました。 「ありがとうございます!」私は本当にホッとして感謝の気持ちでいっぱいでした。 「深夜ですので、10000円になります。」 一万円!!とんでもない出費です。あんな原始的な方法だったら私でも出来たのではないかと後悔しました。 仕方がないので払おうとしたら7000円しか財布に入っていなかったので、コンビニへお金をおろしに行きました。 そして「お世話になりました」と言い帰っていただきました。 次の日親友に電話で事の顛末を話すと「本当にごめんなさい。」と心から謝ってくれて、お金も半分出してくれました。昨日までかなりムカついていたのですが、謝ってもらって少し気が晴れました。 二度とこんな目に遭いたくないので、合鍵を早々に作りに行きました。実は合鍵を数か月前に無くしていたのです。一人暮らしの人は特に合鍵を持っていないと絶対にだめですね。それから人に何かを頼むときは、面倒くさがらずにきちんと伝えなければと反省しました。

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