ご先祖様との繋がり

ご先祖様との繋がり

納屋を片付けていたら、ホコリのかぶった金庫が見付かった。
その金庫は、ダイヤルと鍵穴があり、カギも無ければ番号も分からない。

私、「不燃物のゴミの日って、いつ?」
妻、「この金庫をゴミで出すの?」
私、「ダメなの?」
妻、「ゴミステーションまで、どうやって運ぶつもり?」

ホコリのかぶった金庫を持ち上げようとしてみたのだが、小さい割(小型冷蔵庫の大きさ)に金庫はビクともしない。
妻、「金庫って、不燃物なの?」
私、「金庫なんて燃えないだろ」
妻、「粗大ごみじゃないの?」
私、「粗大って言うほど、この金庫、大きくないじゃない」
妻、「金庫をゴミで出す人なんている?」
私、「見たことないな。他の人は金庫をどう処分しているんだろう?」

子供、「中身を確認しないで、金庫を捨てるつもりなの?」
妻、「(金庫を)開けたところで、大したモノは入ってないわよ」

金庫は私が物心がつく時には、すでに家にあった。
幼い時、金庫について父親に聞くと、父親も物心がついた時には、金庫があったと言った記憶がある。

ということは、祖父の代の金庫?
祖父が映る写真を見ると、実業家だった祖父は羽振りが良かったらしく、写真に映る祖父は高そうな腕時計や鼈甲のメガネをしてメッチャオシャレ。

子供、「実業家のお爺さんの代の金庫なら、中に良いものが入ってるかもよ」
妻、「無いわよ」

もしかしたら、はあり得るため、古い金庫のカギを開けられる業者さんに来てもらうと、鍵穴の中に何かが詰まっていることが分かり、業者さんでも開けられないことが判明。
中を確認しないでゴミとして処分するか、それとも、ドリルで金庫に穴を開けて扉を開けるかの二者択一。
せっかく業者さんに来てもらったため、ドリルで金庫を開けてもらうと、金庫の中に入っていたのは、「この金庫、カギがないから処分するように」と書かれたメモ書きが一枚だけ。
妻、「だから言ったでしょ、うちの金庫に良いものなんて入ってないって」

金庫は業者さんに処分してもらったが、誰が書いたか分からないメモ書きは、家宝として残しておくことになった。

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