私が子供の時に出かける際は家の鍵を持っていく様に言われていました。いつも使っている鞄のチャックが閉まる部分に入れていたのですが、出かけて帰ってきた際にいつもの場所を探してみると鍵が無くなっていました。
普段から親には鍵を無くすなと口酸っぱく言われていたので自分のしたことの重大さに青ざめたのを覚えています。とりあえず、その日に出かけた場所に落ちているかもしれないと考えた私はその日に行った場所に改めて行くことにしました。
しかし、どこを探しても鍵は見つからずに時間だけが過ぎていきました。それ以上探しても鍵が見つからないと思った私は観念して母親に鍵を無くしたことを伝えました。当然なのですが母親は大激怒でもう一度その日行った場所を二人で探しにいくことになりました。二人で探しても結局は鍵は見つからずに家に帰りました。
父親が帰ってきた時に母親から話を伝えてもらったところ、父親に呼ばれてかなり怒られたのはずっと覚えています。
当時はまだ子供だったので防犯意識も低いこともあり、鍵を無くしたくらいでそんなに怒らなくても良いじゃ無いかと考えていましたが、今になって思えば防犯面でも危ないだけではなく、鍵自体も取り替えとなると非常に高額になるためあれだけ怒られたのは妥当だと思います。
それ以降は鍵を無くしたことはありませんが、無くした直後は鍵自体をチェーンの様なもので鞄の中に括り付けることで対策をしていました。二度と鍵を無くさないようにしようと思った出来事でした。