塩害を侮るな

塩害を侮るな

鍵がポキッと折れてしまい、折れた鍵が鍵穴に残ってしまった。
ピンセットを使えば、鍵穴に残った折れた鍵を引っこ抜けるのだが、ピンセットは家の中にある。
鉄製の鍵がポキッと折れたのは、鍵のせいではない、鍵の保管に問題があったのだ。
友達、「何を探しているの?」
私、「家の鍵だよ」
友達、「草むらに鍵があるの?」
私、「あった」
友達は草むらと言うが、鍵があるのは草がボーボーに伸びている庭。
祖父曰く、「隠すから空き巣犯に鍵を狙われるんだ。庭の草の中なら空き巣犯は見付けられない」。
一理あると思い、私の家族は家の鍵を掛ったら、鍵を庭の草の中に投げる。
友達、「夏場は大変だね」
私、「そうなんだよ。鍵を探す度に蚊に刺されるんだ」
友達、「蚊に刺されるなら空き巣対策にはなるね」
私、「そうだと良いのだけど」
友達、「雨の日はどうするの?」
私、「雨の日でも庭の草の中に鍵を投げるよ」
友達、「冬はどうするの?雪が降ったら鍵を探すのは大変だろ?」
私、「雪が降る時は鍵は掛けないよ」
友達、「どうして?」
私、「雪が積もる寒い時に空き巣犯は来ないだろ」
私の家は海から近いため、塩害で鍵は折れ、鍵穴はスグに錆びる。
鍵の業者さんからは、サビないように鍵穴に油を差すように言われているのだが、守るのは最初のうちだけ。
私、「鍵穴に油を差しておく?」
祖父、「鍵穴に油を差したら、空き巣犯に簡単に開けられちゃうじゃないか!」
一理あると思い、メンテナンスを怠ると、またしても鍵がポキッと折れ、鍵穴に油を差しておけば良かったと後悔するのはいつものこと。

鍵 北九州

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